いわゆるポケモンだが、ご多分にもれずここでも四大元素はハバを聞かせているようだ。なんでもこの夏公開の子供向け映画『ルギア爆誕』では幻のポケモンとして『ファイヤー(火)』『サンダー(雷)』『フリーザー(氷)』なる鳥だか竜だかが登場するようだ。雷は一応『風』で、氷は『水』の元素モデルであるから、ルギアは『地』の系統かと深読みができるわけだが……(実際はそうではなく『海の守り神』的な扱いでした)。
　一時期、放送中止に追い込まれていたテレビの方だが、うちの娘は二人ともしっかりハマってしまい、ラクガキだらけのふすまに貼ったポケモン152体リストで日夜学習に励んでいる始末。母親があまり得意でないせいか、父親にばかり読ませているせいか、私までポケモンに詳しくなってきている。
　リストには次の進化も記載されているので、ゼニガメ->カメール->カメックスとか、ヒトカゲ->リザード->リザードンとかソラで何種類かいえるレベルになってしまった。私の向かいの席の同僚は、かなりのポケモン・マスターであるが、まだまだ彼のレベルには達してない自分に少し安心したりする。 　

　娘二人には、雑誌をたまに買ってあげている。のどかには『めばえ』このみには『マミー』だが、先日、本人の強い希望により、のどかには『幼稚園』を買った。付録が『ポケモンのわくわくスイカ割り』と『コレクター・ユイのフルポーズ着せ替え人形』。ポケモンスイカ割りはともかく、着せ替えの方は紙製だが、針金を関節部分に仕込んで作るので、ポーズがとれるというイカしたもの。で、着せ替えの服がこれまたサイバー・ファンタジー系とでもいうかいわゆる地水火風モノなのだ。
　四大元素ってのは私が大学時代参加していたＴＲＰＧ(Table Role Playing Game)のファンタジー世界(剣と魔法の世界)に欠かせないモノだ。去年だか一昨年だかにフィフス・エレメントっていう映画(ブルース・ウィルス主演)が公開されたと思うが、ここでいうエレメントってのが、万物を構成する要素として考えられている。
　コレクター・ユイはＮＨＫの低学年向けアニメ番組だと思うんだが、コンピュータ・ネットワークとかも関わるらしく、ユイは服(エレメント・スーツだって)をダウンロードして装着する？らしい。子供向けとはいえ、侮れない設定(結構、設定は濃いと思うが)。アニメおたくだった私としては、コレクター・ユイ本編、ぜひ見てみたいものだ。 　

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